電気屋シリーズ ”雷害対策は難しい”の巻

地球の気候変動による異常気象が影響しているのだろうか、近年、雷が多いように感じられますね。さて、久し振りの電気屋シリーズとなります。今回は筆者がこの世で一番怖い「雷」の巻です。

先日、某場所にて直撃雷の被害が発生。建物の避雷導体に雷撃したのですが、電気系統のトラブルの他に、放送、通信、防災、のシステム全てが障害を受けてしまいました。

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雷撃直後に防災システムに異常が発生、調べてみると防災総合盤のメイン基盤が破損していた。過去の事例ではICチップに大きな亀裂が入っていた事もある。瞬間の衝撃がどれほどのものか解るでしょう。

雷害は直撃雷の他に、場合によっては1㎞以上離れた場所に落ちた雷を拾う誘導雷などによるものがあります。誘導雷における被害報告では致命的なダメージを受けたケースが少なかったですが、直撃雷により生ずる誘導雷サージでは数kV~数十kVの電圧がかかる為に、機器等に大きな被害をもたらす場合があります。

誘導雷サージ以外での原因は多々考えられますが大きな要因として、雷撃によって発生する接地電位上昇により他接地部位から逆に雷電流を拾ってしまい機器等が破損するパターンが考えられます。頻繁に機器に異常が生じる場合は地中深部に別接地を設けて建物接地電位上昇を抑制する必要があるでしょう。雷害対策ではアレスタを使用する場合が多いですが、このように100%保護されているというわけではありません。

人間 vs 雷の戦いは今日も続いているのです

ではまた。

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この記事へのコメント

2009年08月11日 17:05
こんにちは!

 雷は何処に落ちてくるか解らないだけに怖いですね!
行動が制約される私にとってPCをはじめ電気製品は
無くてはならない大事な仲間ですが、雷にはすこぶる弱い
ところが辛いです。
 現役の頃は電話回線等の通信ラインや、オンラインの
電子機器など雷様には大変苛められると同時に鍛えられました〔笑)
お蔭様で少し利口にはなりましたが、それでも雷は苦手ですね。

 雷の予報が出るとPCをはじめ家電製品のコンセントを抜くように
心掛けています。

追伸
コメント、気持玉のお土産ありがとうございました。
2009年08月11日 17:46
こんにちは、晴れるといいなぁ~ さん。もしかしたらですが、この関連のお仕事では私の大先輩にあたるのでは。私も雷がなると家電関係のコンセントは抜くようにしていますよ。相方は大袈裟だよと事の重要さを理解していませんが

コメント、気持ち玉ありがとうございました。またお越しくださいませ!
2009年08月11日 22:15
私のふるさと、群馬は雷が多いところで、毎年この時期、落雷で命を落とす人のニュースを聞きました。いつどこに落ちるかわからないだけに怖いですね。
2009年08月11日 22:58
こんばんは、かるきちさん。毎度の事ですが私はこの世で一番、雷が嫌いです。なのでちょっとでも雷鳴が聞こえると、貝のようにじっとして動かなくなります。相方や子供たちはその姿をみて笑っていますが、私としては必死なんですねw

しかし、実際、雷で亡くなっている方も少なくはありません。臆病なくらいがいいのかもしれませんね。
2009年08月12日 17:53
こんにちは。
雷は怖いですね。私も電気関係におりましたので、雷撃の被害は何度か見たことが有ります。高いところにある監視カメラなどによく落ちるのですが、カメラは勿論、室内に有る制御装置も壊れてしまいます。アレスタは直雷撃には殆んど効果は無く気休め程度のものだと思いました。

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