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help リーダーに追加 RSS ATI RADEON HD4850 冷却ファン制御

<<   作成日時 : 2008/06/29 19:21   >>

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こんにちはblog yaloo管理人の影武者です。今回も引き続き RADEON HD4850の記事を記載します。
先日の記事でも記載しましたが、HD4850は価格性能比が非常に優れているグラフィックボードです。しかしながら高負荷においてGPUの温度は非常に高くなるのが現状です。高負荷時における急激な温度上昇の要因は何なのでしょうか。今回筆者が購入したボードはSapphireですが、RBE(RADEON Bios Editor v1.11)を使って調べてみることにしましょう。

■静音に拘ったのか・・・
RADEON Bios EditorはATI ビデオボードのBIOS情報を確認できるだけでなくクロック、電圧、その他データを編集して新たなBIOSを作り上げる事が可能なソフトです。オリジナルBIOSを更新(BIOSの書き換え)するにはATIWinflash等を使用します。それではRADEON Bios Editorを使用してSapphire HD 4850 512 MBのBIOSデータを確認しましょう。

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RBEにはBIOS情報、クロックセッティング、ファンセッティングの項目がありますが、今回はファン制御の内容を記載しますので他の項目は省かせて頂きます。

Sapphireの初期データではそれぞれ下記の値で設定されています。
・T Min 69℃
(最小のASIC温度を定義します。温度がこの値未満である場合コントローラーはファンを止めています)

・T Max 105℃
(ASIC温度がこの値を超過する場合、ファン制御回路は固定の100%の負荷サイクルに強制的にセットされます)

・Duty cycle min 0%
(負荷サイクルmin(0-100%)温度伝達関数用の最小ファン負荷サイクルを定義する、自動的なファン・コントロール・モード。値が「0」の場合、T Minに達するまでファンは停止状態)

・T slope 44%
(温度傾斜比率。T Min、T Max、Duty cycle minの値を変化させることにより自動定義される)

すなわちこのデータではSapphire HD 4850は69℃に達するまでファンは稼動せず、鋭角な温度傾斜比率を定義して105℃で100%の稼動率になる意味を示しています。

この標準BIOSで3DMARK06実行しHWMonitorでMax Tempを確認したところ90℃に近い値を示していました。グラフにカーソルを合わせるとファン稼働率は凡そ55%となります。GPUはCPUに比べて耐性があると聞いていますが、90℃において55%の稼動率ではメーカ設定であれかなり不安になりますね。メーカは静音重視の設定に拘ったのか、と思える程です。

画像


■ハードで冷却せよ
PCゲームは長時間プレイがつきものですね。上記した通り高温下でプレイするとなると不安な事は確かです。ファン制御ができるフリーのユーティリティソフトなどもありますが、互換性の問題や設定が複雑で使いこなせなかったり、OS上での制御となる為、不具合が発生する可能性もあります。(尤もRT2.9やATI Tool等は現時点で対応できていないようですが・・・)どうにかできないものでしょうか。

そこで筆者はRADEON Bios EditorとATIWinflashを使ってオリジナルBIOSを作成・更新し、Max Tempを比較してみました。

画像

※画像はATIWinflash。RADEON Bios Editorで作り上げたBIOSデータをROMチップに格納する為のソフトウェア
「イメージの読み込み」で作成したBIOSを選択、ファイル名を確認後に「プログラム」で格納作業に入る。格納中は如何なる事があっても動作を中止したり電源を切らないようにしよう。

◆オリジナルBIOS ファン設定

・T Min
更新前:69℃
更新後:40℃

・T Max
更新前:105℃
更新後:90℃

・Duty cycle min
更新前:0%
更新後:0%

・T slope
更新前:44%
更新後:32%

・ Max Temp
更新前:約90℃
更新後:約70℃


画像


3DMARK06完走後のMax Tempが69℃になっているのが判ります。グラフではMax Temp時のファン稼働率が57%になっている事も判ると思います。勿論BenchMark時のファン稼動音は大きくなっていますが、Max Tempで約20℃の差で値がでてきた事は十分な冷却を得ることができた証でしょう。OSに依存せずBIOS書き換えによって安定したファン制御がハード側で可能になった事は大きな成果だと思いますがどうでしょうか。Fan controller parametersについて詳しく知りたい方はGuru3D.comのAMD HD 3850/3870 fan controller databaseをご覧になるといいでしょう。

BIOSの書き換えは大きなリスクを負う可能性がある事に注意して下さい。この記事を見てBIOS更新を行った事によるどのようなトラブルに関しても当方では一切責任を負えない事をご留意下さい。

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■BIOSファイルの入手先は下記のサイトへ!(但し、いかなるトラブルも自己責任となりますのでお忘れなく
・techPowerUp!Video BIOS Collection
・mvktech.net:Download Section

※HD4850のファン制御については「気まま日記」さんのサイトでも詳しく記載されていますのでご覧になって下さい。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ツールの対応待ちですかね〜
使いかって良いし
PS 昨日はお仕事みたいで、いつもの二人
組でタイヤ交換その後P○デ○行ってきましたよ。
Hamugou
2008/06/30 19:10
ATI Toolは0.27 Beta 3のままですね。ファン制御がうまくいかない方が多いようですが・・・。
ATI Tray Tools build 1.3.6.1042は私のマシン上では非常に機嫌が悪いようで、上手く使えませんね。って事でBIOSに手を加えた訳でやんす。納得いく冷え方を得られましたがT Min値やT Max値を可変させているので、ファンの寿命はリファレンスより短くなることは間違いないでしょう。
尤も間もなくHD 4870が入手できそうなのでそれまでは十分対応できるでしょうからno problemですね。
管理人
2008/06/30 20:44

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